課題名 |
農林水産研究高度化事業(土着天敵を温存した有機JAS規格に合う害虫防除体系の確立) |
研究機関名 |
埼玉県農林総合研究センター
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研究分担 |
生物機能
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2004 |
摘要 |
有機JAS規格に適合したナスの害虫防除技術を確立するために、土着天敵の温存手法や害虫制御能力の評価法、天然系殺虫剤の利用技術、ナスの有機栽培技術と土着天敵利用技術を組み合わせた栽培技術を開発する。害虫に対する天敵の役割は、天敵排除法等によりハスモンヨトウの天敵としてクモ類、アザミウマ類やアブラムシ類の天敵としてヒメハナカメムシ類が重要であることが解った。またアブラムシ類の天敵である土着のナミテントウムシを放飼したところ、8月中旬時点で前年の倍の収量を確保できテントウムシの重要性を明らかにした。土着天敵類に対する薬剤の影響については、硫黄フロアブルとBT剤がヒメハナカメムシやキアシクロヒメテントウ、ナミテントウに悪影響がないことを明らかにした。 成果の公表:天敵利用研究会(平成16年11月)、日本応用動物昆虫学会(平成17年3月)
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研究対象 |
ナス
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戦略 |
園芸
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専門 |
虫害
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
有機栽培
害虫
カメムシ
栽培技術
天敵利用
土着天敵
なす
評価法
防除
薬剤
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