課題名 |
11.野菜における硝酸の蓄積機構の解明と低減化技術の開発(1)リアルタイム診断等の新技術を活用した低硝酸野菜栽培技術マニュアルの策定 (i)反射マルチ等を活用したコマツナ、タアサイ等の硝酸濃度低減化 |
研究機関名 |
千葉県農業総合研究センター
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研究分担 |
野菜
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研究期間 |
完H14~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
3か年の試験の結果、タアサイの低硝酸塩栽培法は、次のとおりである。(1)育苗を標準規格トレイの128穴使用のセル内施肥育苗とし、セル内施肥のマイクロロング量は夏期では3g、冬期では5g、基肥は夏期では無施肥、冬期では慣行の3割以下にする。(2)栽植密度は、夏期では条間20cm×株間30cm程度、冬期では条間40cm×株間30cm程度と低くし、粗植で光条件を良くした栽培を行う。(3)若い株は硝酸イオンが高いため、栽培期間を延長し大株にすると濃度が下がり、また、品質の良いタアサイが収穫できる。(4)硝酸イオンは、外側の葉ほど高いことから、調製時に外葉を除くことで、さらに濃度を低減できる。
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研究対象 |
葉菜類
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戦略 |
ゲノム等先端
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
育苗
こまつな
施肥
タアサイ
光条件
野菜栽培
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