バイテク手法を用いた受精卵培養法の確立

• 研究機関名: 新潟県農業総合研究所畜産研究センター
• 研究分担: 繁殖工学
• 研究期間: 完H14～16
• 年度: 2004
• 摘要: 高能力牛の生産拡大を図るため、体外受精卵等の培養・保存の的確かつ簡易な手法を開発し、優良な受精卵を確保する。(1)受精卵の品質評価を行うため、DNA診断法を用い客観的な品質評価法を確立する。(2)受精卵の品質、発育ステージに適した培養・保存の簡易手法の確立を図る。得られた成果：(1)生脈散（抗酸化作用がある漢方薬）は、体外受精における受精培地及びその後の培養に用いる発生培地に添加することにより、胚の発生を向上させる作用がある。(2)成熟培地への生脈散の添加は胚の発生率向上には寄与しない。
• 研究対象: 牛
• 専門: 繁殖
• 部門: 牛
• カテゴリ: 生産拡大 繁殖性改善 評価法