課題名 |
牧草(ペレニアルライグラス)の新品種開発 (2)牧草用品種の育成 |
研究機関名 |
山梨県酪農試験場
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研究分担 |
草地環境
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研究期間 |
S39~ |
年度 |
2004 |
摘要 |
1)第7次ペレニアルライグス育成系統の系統適応性および特性検定試験:3年間の年次別場所別合計乾物収量をみると、八ヶ岳T-21号は3年間合計で104と供試した系統の中では最も優れていた。冠さび病抵抗性は八ヶ岳T-22号、同号がヤツカゼより優れたが、八ヶ岳T-22号はヤツユタカと同じであった。耐雪性の結果はいづれの系統も3年とも“極強”であった。耐寒性は八ヶ岳T-23号が“中~やや強”で優れていた。以上、3系統の中では八ヶ岳T-21号がヤツカゼに比べ優れていた。2)PC02ME(中生)及びPC02L(晩生)群の母系選抜試験:PC02ME群については2年間合計生草収量が八ヶ岳T-21号よりも優れ、越冬性および病害程度が著しく劣らない8母系を選抜した。またPC02L群については2年間合計生草収量が八ヶ岳T-22号よりも優れ、越冬性および病害程度が著しく劣らない5母系を選抜した。3)耐踏圧性の品種比較試験:3回の踏圧処理後の2~4番草の合計乾物量でみると、2番草と同様、中生ではヤツカゼ、晩生ではヤツユタカの減収率が高かった。また、処理区の収量では標準品種比で中生は八ヶ岳T-2123、ハイフローラが、晩生ではナンリョウ、八ヶ岳T-25号が高かった。
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研究対象 |
牧草
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戦略 |
作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
草地飼料作
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カテゴリ |
育種
新品種
耐寒性
抵抗性
品種
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