課題名 |
DNA情報を利用した飛騨牛の育種改良手法の確立 |
研究機関名 |
岐阜県畜産研究所
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研究分担 |
飛騨牛研究部
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研究期間 |
継H16~20 |
年度 |
2004 |
摘要 |
DNA情報を利用して、飛騨牛の経済形質(産肉性、種畜性)に関する優良な遺伝子を保有しているかどうかを識別する新しい育種改良手法を確立する。飛騨牛の持つ優良な肉質遺伝子を特定し、そのDNA情報を利用した新しいDNA育種手法を実用化する。この技術により、優良な種畜を短期間に造成し、飛騨牛の高位安定化を図る。安福や安福系種雄牛が持つ、経済形質を支配するDNA領域を特定し、そのDNA情報による育種選抜法を確立する。安福、安福系種雄牛産子の肥育牛の血液サンプルからDNAを抽出し、肥育牛のDNAを判定し、経済形質の連鎖解析を行い、経済形質に関与するDNA領域を特定していく。得られたDNA情報を利用して、種畜の選抜に応用し、その効果を確かめる。クローディン16欠損症の原因遺伝子解明と遺伝子診断法の確立及び安福や安福系種雄牛産子の家系で脂肪交雑と関係するDNA領域の特定を行った。
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研究対象 |
肉用牛
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戦略 |
畜産
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専門 |
育種
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部門 |
牛
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カテゴリ |
育種
肉牛
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