アユの冷水病対策研究

課題名 アユの冷水病対策研究
研究機関名 滋賀県水産試験場
研究分担 環境病理・生物資源
研究期間 H13~16
年度 2004
摘要 1-1 魚病対策研究 天然水域や養殖場におけるアユの冷水病等による魚病被害を軽減するため、魚病発生の実態調査やワクチンの開発を主体にした重要疾病(冷水病、シュードモナス病等)に対する予防治療対策試験を実施した。(1)漁獲アユの冷水病保菌状況を、例年どおり調べた。(2)現在最も効果があるとされる「アジュバント添加注射ワクチン」の実用化に向けて、微量連続注射器の作業効率の改善に取り組んだ。本ワクチンはさらに改善を要する段階である。(3)ウサギ赤血球膜結合浸漬ワクチンなど、これまでに有効性があるとされた冷水病ワクチンについて再現性試験を実施したところ、効果の高いものは得られず、結果にばらつきが生じた。(4)理論的に効果が期待される「冷水病感染耐過アユと反応性の高い浸漬ワクチン」を試作し、有効性を確認したところ、やや効果があったものの感染耐過魚の抗病性や注射ワクチンの効果を超えるものではなかった。(5)漁獲後のアユを23℃加温とスルフィソゾールナトリウムの投薬を併用して飼育し、その後に冷水病による死亡率が約20%に達した時点で加温処置を施すことで、冷水病に対して比較的高い抗病性が得られた。(6)腸内細菌叢を整える目的で加えた酸糖混合物(オリゴ糖、クエン酸、乳酸等)10%の飼料添加および食酢10%の餌料添加で、アユのシュードモナス病の発症をやや抑制することができた。1-2 アユ河川漁場の環境特性調査 河川環境とアユの放流効果との関係を検討し、付着藻類量や水理状況を調査した。日間最低水温が13℃を越え、付着藻類りょうが急増した時が放流適期と考えられた。
戦略 水産
専門 水産増養殖・水産資源
部門 河川・湖沼等
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