課題名 | 植物環境ストレス耐性の分子機構の解明 |
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研究機関名 |
京都府農業資源研究センター |
研究分担 |
基礎研究部 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 研究の目的:植物のもつ環境ストレスに対する防御機構を理解するため、活性酸素ストレス耐性遺伝子を初めとする環境ストレス耐性遺伝子の発現解析および発現調節機構の解明を行う。またそれらの遺伝子を用いてストレス耐性作物の育種をめざす。研究の内容:活性酸素防御に関わるグルタレドキシンを過剰発現する形質転換イネにおいて、パラコート耐性を調査したところ、形質転換体は予想に反して野生型よりもストレス耐性が低いことが明らかとなった。またイネSOD遺伝子の酸素ストレス応答を調節する新規シス-エレメントを同定した。この新規シス-エレメントは複数のストレス応答性遺伝子を共通に制御していることが示された。またコムギの塩ストレス応答性遺伝子のうち顕著に誘導の見られる12個についてRT-PCRを行い、塩ストレス応答を詳細に調査した。 |
研究対象 | 水稲 |
戦略 | 作物育種 |
専門 | 育種 |
部門 | 稲 |
カテゴリ | 育種 水稲 |