課題名 |
植物用ワクチン接種苗の高品質量産技術を活用した苗産業の活性化 |
研究機関名 |
京都府農業資源研究センター
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研究分担 |
応用研究部
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研究期間 |
新H16~18 |
年度 |
2004 |
摘要 |
研究の目的:キュウリやトマトのウイルス病被害を予防するために、産学公共同研究によって開発、実用化したワクチンとその接種苗の生産技術を、野菜苗生産を担う京都府の育苗業者が活用することにより、一層高品質なワクチン接種苗を量産できるシステムを構築する。研究の内容:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)ワクチンを接種したキュウリ苗約10,000本を、6月に京都市と宇治田原町、7月に加茂町、8月に京都市(ハウス栽培)の農家ほ場に導入した。全般にワクチンの感染率が低く、ワクチン非感染株においてZYMVが発生したものの、全体的には発病が遅延あるいは蔓延が抑制されたため、経営的に問題になる被害には至らなかった。また、ワクチン接種キュウリセル苗について、府内の育苗農家がそれぞれの技術に基づいて成苗に仕上げたところ、わずか1週間程度の期間であったが苗質には農家間で明瞭な差が認められた。
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研究対象 |
キュウリ、トマト
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戦略 |
園芸・環境
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専門 |
病害
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
育苗
きゅうり
経営管理
ズッキーニ
トマト
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