ナシの生育、成熟調査

• 研究機関名: 京都府丹後農業研究所
• 研究期間: 継H6～
• 年度: 2004
• 摘要: 【目的】ナシの各品種の生育状況、果実肥大、果実品質を調査し、品種毎の生育予測及び丹後地域の生産者組織の指導資料として活用する。【計画】供試品種、二十世紀、ゴールド二十世紀、幸水、豊水、新興、新高、晩三吉、王秋、調査項目：発芽期、りん片脱落期、展葉期、開花期、収穫期、落葉期：観察、果実重、糖度、硬度、pHは収穫期に任意の10果を測定、果実肥大調査は、果実横径を5月22日から10日ごとに30果測定した。 【期待される成果】調査項目のデータが蓄積され、現場指導用に活用できる。 【得られた成果】3月の気温が高めに推移したため、発芽期等春先の生育は平年より早めに推移し、満開期は「二十世紀」で平年より6日早い4月12日となった。「二十世紀」の収穫始めは平年より5日早い9月7日、収穫終わりが平年より12日早い9月17日であった。果実重330.8gと平年並みで、糖度は11.3(Brix)と平年より0.4(Brix)高くなった。【成果の受け渡し先】 府内生産者及びJA、普及センター等
• 研究対象: ナシ
• 専門: 栽培生理
• 部門: 果樹
• カテゴリ: 生育予測 品種