「ゴールド二十世紀」の早期出荷のためのハウス栽培技術

課題名 「ゴールド二十世紀」の早期出荷のためのハウス栽培技術
研究機関名 京都府丹後農業研究所
研究期間 継H15~17
年度 2004
摘要 【目的】最近のナシの消費動向は経済不況の影響を受け低迷し、販売単価の低下を余儀なくされ、単価の上昇が大きな課題となっている。丹後地域において夏場の観光需要・盆需要期(8月上中旬)に収穫できる高品質のナシがあれば、直売用として高単価での販売が可能となるためこの時期の出荷を目的とする。  【計画】加温開始時期及び植物成長調節剤利用方法の検討、経営評価の検討、加温栽培実施に伴う「短果枝流れ」対策の検討【期待される成果】8月上中旬に収穫できれば、盆前需要に間に合い平均販売単価は露地栽培の3倍(1,000円/kg程度)が見込まれ(粗収益 350万円/10A)、施設導入によるコスト増分が償却可能となる。また、労力分散も含め、さらなる生産拡大による所得増が可能となる。【得られた成果】3月19日に加温を開始し、植物成長調節剤ジベレリンペーストで処理することにより、8月6日から収穫可能となった。加温ハウス栽培は作業が前進化し、露地栽培と作業が重ならず労力分散が可能と思われた。加温ハウス栽培の経営試算を行ったところ、粗収益は2,108千円、経営費は1,385千円となり、所得は723千円となった。所得率は加温ハウス栽培が34.3%と露地栽培の28.5%より良かった。また、損益分岐点分析の結果、損益分岐点売上高は1,028千円で、安全余裕率は20.1%であった。
研究対象 ナシ
専門 栽培生理
部門 果樹
カテゴリ 経営管理 コスト 栽培技術 出荷調整 生産拡大

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