環境に配慮した省力的施肥管理技術の確立 新肥料利用による減肥栽培

課題名 環境に配慮した省力的施肥管理技術の確立 新肥料利用による減肥栽培
研究機関名 京都府立茶業研究所
研究分担 栽培課
研究期間 継H15~17
年度 2004
摘要  地下水を含む公共用水の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素濃度の環境基準が設定され、茶栽培では窒素施用量の削減が急務となっている。生産サイドからは、現行の収量と品質を維持した施肥体系の確立が求められている。そこで、玉露とてん茶栽培における施肥窒素を効率的に利用できる技術として被覆肥料や硝酸化成抑制剤入り肥料を利用し、施肥位置においては株下施肥を組み合わせる減窒素施肥を行い、土壌の化学性、茶樹の生育、一番茶収量と製茶品質等を検討した。その結果、ジシアン燐硝安加里70日リニア型被覆肥料、被覆複合燐加安2.5月シグモイド型、被覆尿素100日シグモイド型及びジシアン燐硝安加里を利用した試験1区(年間窒素施用量75kg/10a)並びに試験2区(同50kg/10a)と対照区(同100kg/10a)を比較した。玉露及びてん茶で比較したところ、新芽の形質及び生葉収量は、各区とも同等であった。官能検査、全窒素含有率、遊離アミノ酸含有率を指標とした製茶品質は、各試験区が対照区と比較して同等または優れていた。以上の結果から、被覆肥料等を利用して施肥効率を向上させることにより、生葉収量や製茶品質を維持できるため、慣行窒素施用量の削減が可能と考えられる。
研究対象 茶
戦略 環境
専門 土壌肥料
部門 茶業
カテゴリ 肥料 管理技術 施肥 茶 てん茶 土壌管理技術

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