課題名 |
京都府におけるナガチャコガネの発生状況調査 |
研究機関名 |
京都府立茶業研究所
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研究分担 |
栽培課
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研究期間 |
完H15~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
京都府南部の山城中山間地域では、ナガチャコガネが原因と考えられる一番茶芽の伸長が劣り、収量が減収する茶園が認められている。しかしながら、これまで京都府におけるナガチャコガネの発生実態は不明であり、今回、フェロモントラップを用い発生消長を調査した。その結果、フェロモントラップによる調査の結果、6月9日にトラップへの初飛来を認め、6月18日には飛来のピークとなった。また、7月8日以降は誘殺がなかった。秋期の幼虫掘り取り調査の結果、ナガチャコガネと思われるコガネムシの幼虫を認めたものの、年による発生量の変動が大きいと考えられた。また、和束町においてのみ発生を確認し、他の市町村では発生を確認しなかった。京都府におけるナガチャコガネ成虫の発生時期は、6月第4半旬から第5半旬頃と考えられた。秋期の幼虫掘り採り調査から、発生量は年による変動が大きいと考えられた。
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研究対象 |
茶
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戦略 |
環境
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専門 |
栽培
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部門 |
茶業
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カテゴリ |
茶
中山間地域
発生要因分析
フェロモン
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