課題名 |
画期的園芸作物新品種創出による超省力栽培技術の開発 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
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研究分担 |
果樹研花き研
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研究期間 |
完H9~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
リンゴのカラムナータイプ品種のY字型整枝法は、樹高が低く抑えられるため、省力的に作業が行えるが、主枝上から発生する新梢が多く、樹冠内の光環境が悪化する上、花芽数が減少しやすい。その対策として誘引角度、夏期せん定の効果を検討した結果 カラムナータイプをY字型に仕立てる場合、主枝角度は50度前後とし、新梢が多発する主幹周辺を中心に、夏期せん定を行うことにより、高品質果実を安定省力的に生産できると考えられた。スプレーストックの生育開花に及ぼす保温およびプロヘキサジオンカルシウム(PCa)処理の影響を検討した結果、保温処理後のPCa処理により収穫期間を僅かに短縮できることが明らかになった。また、電照による簡易な日長制御とプロヘキサジオンカルシウム処理が‘晩麗’の生育・開花に及ぼす影響について検討結果、PCa処理と電照を併用すると最も開花が早まり、これらの処理を組み合わせることで開花調節が可能だった。さらに保温処理と保温処理直後のプロヘキサジオンカルシウム(PCa)処理が‘ホワイトアイアン’の生育・開花に及ぼす影響について検討した結果、無保温・15葉期PCa処理で‘ホワイトアイアン’の開花期を著しく早めることが可能だった。また、保温処理後にPCa処理は収穫期間の短縮には寄与しなかった。
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研究対象 |
リンゴ、ストック
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戦略 |
園芸
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専門 |
育種
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部門 |
果樹花き
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カテゴリ |
育種
栽培技術
新品種
ストック
超省力
品種
りんご
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