二十世紀梨導入100周年記念事業-二十世紀梨後継品種の育成-

課題名 二十世紀梨導入100周年記念事業-二十世紀梨後継品種の育成-
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 果樹研生工研
研究期間 新H16~25
年度 2004
摘要 ナシ新系統の鳥取県における適応性を調査し、新品種候補を選抜の結果、1系統を品種登録申請し、他の系統は継続調査を行うこととなった。また、二十世紀梨の後継品種となる高品質なニホンナシを得られた種子については遺伝子診断による自家和合性の幼苗検定を実施し、青ナシ、黒斑病抵抗性品種の育成を目標にした選抜した。自家和合性の交雑種を幼苗段階で効率的に選抜するために、遺伝子診断法を開発する。ここでは、96穴プレートを利用した多検体試料からのDNA抽出法を検討の結果、96穴プレートを使って、多くのサンプルを短期で、確実に作り出すDNA抽出法を確立できた。さらに、平成14~15年に交配され育苗された3,362個体の交雑種について遺伝子診断を行い、1,642個の自家和合性個体を選抜し、1,720個の自家不和合性個体を淘汰した。さらに選抜効率をさらに高めるため、鳥取大学が開発した日持ち性遺伝子の診断法を検討した結果、日持ち性の悪い品種には113bpのDNA断片(優性)がみられ、日持ち性の悪い品種には95bp(劣性)のDNA断片がみられたことから、この診断法により日持ち性遺伝子の診断が可能になった。
研究対象 ナシ
戦略 園芸
専門 育種
部門 果樹
カテゴリ 育種 育苗 新品種 抵抗性品種 品種

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