砂丘ラッキョウ高位生産技術の確立

課題名 砂丘ラッキョウ高位生産技術の確立
研究機関名 鳥取県園芸試験場
研究分担 砂丘農研センター
研究期間 新H16~18
年度 2004
摘要  中部地区に導入されている系統及び保存系統23系統の収量特性を明らかにした。また、福部在来優良系統の収集および園試保存系統の収量特性を比較した。砂質によるラッキョウの生育差を明らかにし、地域に適した栽培法を検討した結果、砂質による一定の傾向が認められなかった。また、砂の採取場所の違いおよび春の潅水の有無が生育、収量に及ぼす影響を検討の結果、春先の潅水は分球数を増加させ増収となった。また、福部砂丘の砂のほうが大栄町西園の砂より増収となった。種球の掘り上げ時期と、種球の冷蔵期間が生育、収量に及ぼす影響を調査の結果、収量が最も多い定植時期は8月中旬頃だった。また、種球冷蔵処理が収量に及ぼす影響は判然としなかった。中部地区における新系統のラクダ‘大栄1号’の最適な定植時期と株間について検討の結果、‘大栄1号’の収量面からみた最適な定植日及び株間は、それぞれ8月7日~18日、8cmであった。なお、1球重は、株間を広げることにより増加した。中部地区におけるラクダ在来の最適な定植時期と株間について検討の結果、ラクダ在来の収量面からみた最適な定植日及び株間は、それぞれ定植日8月7日~28日、株間8cmであった。なお、1球重は、株間を広げることにより増加した。新系統のラクダ‘F’の最適な定植時期と株間について検討の結果、ラクダ‘F’の収量面からみた最適な定植日及び株間は、それぞれ8月7日、8cm~10cmであった。福部砂丘では平均収量が10a当たり2t前後であり、収量が3tとなるよう適正な窒素施用量を種球重別に検討した結果、m2当たり収量は種球重に関係なく施肥量が多くなるにつれて増加した。特に、種球重が軽い場合窒素施用量が増加すると収量は増加したが、種球重が重くなるにつれてその差は少なかった。省力で、施肥回数が少なくなるような緩効性肥料を用いた体系を検討の結果、緩効性肥料を用いて植え溝施用を行うと窒素量を慣行の2割削減としても慣行と同程度の収量が得られた。施肥回数は慣行の8回から5回へ減少した。種球育成場所の違いが種球の収量に及ぼす影響を検討した結果、黒ボク土で育成した種球は1株鱗茎重が重く分球数は多かったが、小球だった。生長点数は多く植付け後の分球数の増加が期待でき、増収効果があると考えられた。休眠と萌芽時期を解明しラッキョウの生育特性を検討の結果、ラッキョウの休眠が最も深くなるのは6月中旬頃であり、昨年度と同様の結果となった。また、種球の乾物率が最も高くなる時期と休眠が最も深い時期が一致した。青子の発生が防止でき、収量に影響の少ない春の土寄せ時期を明らかにした結果、本年は青子の発生が若干みられ無処理で発生が多かった。そのため、春の土寄せは青子発生防止に有効であった。土寄せ時期は収量との関係から遅くとも4月中旬頃までであった。
研究対象 ラッキョウ
戦略 園芸
専門 栽培生理
部門 野菜
カテゴリ 肥料 栽培技術 施肥 らっきょう

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