課題名 |
弓浜砂丘地特産野菜の経営安定作型の開発と品種選定 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
|
研究分担 |
弓浜砂丘地分場
|
研究期間 |
継H13~17 |
年度 |
2004 |
摘要 |
夏播きニンジンにおいて、‘向陽2号’と新品種の比較検討の結果、8月中旬播種において、‘紅あかり’、‘UB335’ともに‘向陽2号’と収量、品質面で同等であった。また、緩効性肥料を用いた施肥改善を試みた結果、ロング100日タイプ、140日タイプ共に全量元肥施肥法として有望と考えられた。カブラヤガおよびタマナヤガのニンジン圃場への飛来をフェロモントラップで調査の結果、「ネキリムシ」被害として、カブラヤガ、タマナヤガの両種の存在が示唆された。イチゴ‘章姫’は他品種に比べ春先の糖度が低くなりやすいことが言われているので、その傾向の有無を調査した結果、‘章姫’は他品種と比べ4月以降の糖度の低下が顕著に見られ、糖度を安定させる工夫が必要であると考えられた。サツマイモ‘紅赤’は食味は優れるが耐肥性や晩植適応性が低く、栽培しにくい品種と言われている。本試験では最適な施肥量について検討の結果、施肥量は、窒素成分で6.6kg/10a、挿苗法は斜め挿し区が良かった。挿苗時期は4月28日挿苗は肥大が良く、5月12日はL+M規格が多かったので、5月上旬挿苗、収穫日は160日後を目安とするのが適当と思われた。
|
研究対象 |
ニンジン、イチゴ、サツマイモ
|
戦略 |
園芸
|
専門 |
栽培生理
|
部門 |
野菜
|
カテゴリ |
肥料
いちご
経営管理
新品種
施肥
にんじん
播種
品種
フェロモン
良食味
|