課題名 |
施設花き生産における夏季高温対策技術の確立 |
研究機関名 |
島根県農業試験場
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研究分担 |
野菜花きG
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研究期間 |
止H15~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
施設での花き生産において、夏秋ギクの奇形花、秋ギクの茎軟弱化、ハイブリッドスターチス(HBスターチス)の株枯れ・花穂枯死症等の発生が問題となっている。そこで、これらの高温障害を回避するため、施設内の温度管理や養水分管理等について検討し、品質や出荷率の向上に取り組んでいる。H15は冷夏のため、奇形花や茎軟弱化等の高温障害は認められなかったが、キクではシェード作型において慣行のかん水量とダミノジット処理を組み合わせることで切り花品質を向上させることが分かった。HBスターチスでは、抽だい後の補光により開花期の全身が可能であった。また、シクラメンではジベレリン(GA)、ベンジルアデニン(BA)の併用処理により開花促進と開花数の増加効果が顕著であった。今後は高温障害防止対策の検討、各種処理効果の再確認、シクラメンのGA・BA処理時期と出荷後の花持ちとの関係把握を行う。
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研究対象 |
共通
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
花き
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カテゴリ |
温度管理
きく
高温対策
シクラメン
出荷調整
スターチス
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