課題名 |
低カドミウム農作物栽培技術の確立 |
研究機関名 |
島根県農業試験場
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研究分担 |
土壌環境G
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研究期間 |
継H15~17 |
年度 |
2004 |
摘要 |
FAO/WHO合同食品規格委員会で議論されている食品中カドミウム濃度の国際基準値原案は極めて厳しく、早急な対応が必要である。県産農産物の実態を調査し対策が必要な地域を明らかにし、また、カドミウム吸収を低減する土壌改良資材の効果的利用や水稲の水管理技術改良を検討することを目的とし、水稲・大豆・野菜の計382点の可食部カドミウム濃度調査を行い、水稲及び大豆の一部が0.2ppmを超過した。大豆「タマホマレ」「サチユタカ」の子実及び茎葉のカドミウム濃度に品種間差は認められなかった。クリノプチロライト型のゼオライトを施用することにより「タマホマレ」の茎葉のカドミウム濃度が低下することを明らかにした。今後は、水稲において土壌改良資材によるカドミウム低減効果が小さく実用性が期待できないので、水管理を中心に低減技術の確立を目指す。
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研究対象 |
共通
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戦略 |
環境
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専門 |
土壌肥料
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部門 |
共通
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カテゴリ |
肥料
くり
栽培技術
水稲
大豆
土壌改良
土壌管理技術
品種
水管理
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