| 課題名 | 資源増大技術開発事業(ミルクイガイ) |
|---|---|
| 研究機関名 |
山口県水産研究センター |
| 研究分担 |
内海研究部 |
| 研究期間 | H15~19 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | 山口県瀬戸内海域は広大な浅海域を有し、ミルクイガイ、アサリ、アカガイ等の二枚貝類の主要な産地であったが、乱獲等により漁獲量は激減した。ミルクイガイは近年ほとんど枯渇状態にあり、貝類生産に依存する漁業者のために本種の増養殖を推進する必要がある。放流技術開発では、網被覆することで50%前後の歩留りで殻長50mmサイズに到達することが判明した。また、干潟での放流時期について、6月と10月放流では10月の方が初期生残率が高いこと、また干潟域における餌料環境の一指標である色素量の季節変動の一部が判った。ツメタガイの食害防除試験では、トリカルネットで基質下2センチは侵入されるが、5センチ以上であれば侵入を阻止することで防除可能である等の知見が得られた。 |
| 研究対象 | ミルクイガイ |
| 戦略 | 水産 |
| 専門 | 水産増養殖 |
| 部門 | 海洋 |
| カテゴリ | 季節変動 防除 |