課題名 |
ダチョウの飼養技術開発試験 |
研究機関名 |
愛媛県養鶏試験場
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研究分担 |
育種改良班
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研究期間 |
完H12~16 |
年度 |
2004 |
摘要 |
ダチョウ飼育は、ベンチャー農業的な畜産部門として期待されている。しかし、国内に導入されてから日が浅いことから、孵卵方法及びひなの飼育方法等について技術的裏付けがなされておらず、飼育農家も試行錯誤の状況である。このため、愛媛県の気候風土にあったダチョウの人工孵化及び飼養技術を開発し、新しい畜産部門として育成普及を図る。孵卵器の温度を36.6度、湿度20~25%、転卵回数1回/時間に設定して、県内3生産者の孵化試験を行ったところ、農場により孵化率に差が認められ、貯卵方法やペアリングに問題があった。糊付けが卵重の異常減少防止に効果が認められた。緑餌(野菜)は、ひなの発育に必要不可欠のものではない。生後12~13ヶ月で、体重100~110kgまで発育し、正肉歩留は30%であった。13ヶ月齢以降は、飼料効率が悪くなるので、12~13ヶ月齢での解体が望ましいと思われる。
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研究対象 |
ダチョウ
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戦略 |
畜産
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専門 |
飼養管理
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部門 |
その他家畜
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カテゴリ |
飼育技術
飼料効率
ダチョウ
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