課題名 | 採卵鶏における悪臭等低減に関する試験 |
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研究機関名 |
佐賀県畜産試験場 |
研究分担 |
中小家畜部 |
研究期間 | 完H13~16 |
年度 | 2004 |
摘要 | <目的>採卵鶏経営においては、混住化や規模拡大にともない悪臭の低減や鶏糞の排泄量低減が緊急の課題となっており、その対策を検討する。<計画>・採卵鶏の銘柄の違いによる鶏糞の悪臭発生量の比較 ・植物細胞壁崩壊酵素添加の効果<期待される成果>・悪臭等が軽減される。 ・環境に配慮した経営の安定的継続が図れる。<得られた成果>・各種資材を飼料添加したが、もみ殻燻炭等でふん中水分含有率低下等軟便解消の効果は認められたが、悪臭低減効果は認められなかった。・各種資材をふんに直接散布混合した場合、過燐酸石灰、米糠、ミカンジュース粕で悪臭低減効果が認められた。特に過燐酸石灰は実用性があると思われた。<残された問題点>飼料添加型による悪臭低減対策は産卵率等の生産水準を維持しつつ実施するには限界があるため、鶏糞を直接処理する技術の検討が必要。 |
研究対象 | 鶏 |
戦略 | 畜産 |
専門 | 環境 |
部門 | 鶏 |
カテゴリ | 規模拡大 経営管理 鶏 |