課題名 |
2 農業情報のオンラインシステムの開発(1)農業気象情報ネットワークの機能拡張と情報の追加 |
研究機関名 |
大分県農業技術センター
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研究分担 |
企画情報部
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研究期間 |
継H4~ |
年度 |
2004 |
摘要 |
1)麦類生育予測システム「Spica」を農業技術センターホームページへ移植し、オンラインで利用できるようにした。麦類の幼穂長による出穂期予測を検討したところ、幼穂長が1.8mmより小さい段階では対数近似式のほうが、1.8mm以上では累乗近似式のほうが予測精度が良かったことからそれぞれ予測式に採用し、本システムに新たに「幼穂長から出穂期を予測する」メニューを追加した。1月から3月の調査における推定予測誤差は5~6日となり、早い時期の診断ほど誤差が大きかった。 2)赤かび病の発生予測モデルを検討するため、気象要因の解明を行った。センター場内の麦の無防除ほ場において微気象データを調査し、試験研究機関の気象データとの関係を求めたところ、降水量及び湿度の線形予測により結露時間のめやすが求められた。1~3月の気象と、4、5月の気象を用いて赤かび病の感染危険度を予測したところ、赤かび病の発生と感染危険度の間にR2=0.68の相関が認められた。
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戦略 |
農業機械開発改良
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専門 |
経営・経済
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部門 |
共通
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カテゴリ |
機械開発
経営管理
生育予測
防除
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