課題名 | 条件不利地での草地造成と管理技術 |
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研究機関名 |
大分県畜産試験場 |
研究期間 | H15~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 条件不利地における省力的な草地造成と管理技術を検討するため家畜(牛、ヤギ)の違いによる食草行動と雑草抑制効果を確認した。牛による野草の抑制効果は、採食よる抑制とあわせて倒圧による物理的な要因により短稈の野草を抑圧。ヤギでの野草の抑制効果は牛と同等の効果が得られたが、倒圧による抑圧効果が足りない分一定の期間をおけば植生が回復。牛、ヤギ共通の不食草はヨウシュヤマゴボウ、アオテンナンショウ、牛ではノイバラ、タラノキ等の有刺植物も採食しなかった。ヤギでは有刺植物、ワラビについても採食。牛はススキ、ヨモギ、イタドリを好んで採食し、ヤギはイタドリ、ヨモギ、ワラビ、ススキを好んで採食。傾斜地に対する牛の影響は傾斜がきつい程多く、肢蹄による滑りが10aあたり163カ所確認され、裸地化が多く目立った。 |
研究対象 | 飼料作物 |
戦略 | 畜産 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 草地・飼料 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 傾斜地 ごぼう 雑草 飼料作物 たらのき ばら 山羊 よもぎ わらび |