課題名 |
奄美地域における主要切り花類の新生産技術の確立 |
研究機関名 |
鹿児島県農業試験場
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研究分担 |
徳之島支場
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研究期間 |
継H13~17 |
年度 |
2004 |
摘要 |
(目的)奄美地域の切り花生産はキクやソリダゴなどを主品目とし,その生産額は51億円(平成12年度)と,本県切り花総生産額の36%を占め,当地域は切り花栽培の重要生産地域になっている。しかし,近年栽培品種の固定化や栽培技術体系自体もここ10数年変化しておらず,新品種,新技術の導入に対するニーズが高まってきている。特に,近年急速に栽培が増加したソリダゴについては,実際栽培が先行し,現地においては系統の分化や高温期の伸長不良など栽培上の様々なトラブルが発生してきている。そのため,これらの品目のさらなる収益性の向上や生産の安定のために新品種の導入やその品種に適合する栽培管理技術の開発を行い,奄美地域の主要切り花の生産及び収益性の拡大を図る。(成果)ソリダゴの電照反応検定において,3月定植栽培では1時間,5月定植栽培では2時間,7月定植栽培では5時間,8月定植・台刈り栽培では4時間,10月定植栽培・台刈り栽培では2時間の暗期中断が最短の電照時間かつ上級出荷規格を確保できることが認められた。また,塩害後の台刈り時期を遅らせることで,収穫日も遅れ,収穫分散につながることが確認された。
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研究対象 |
キク,ソリダゴ
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
花き
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カテゴリ |
きく
栽培技術
出荷調整
新品種
ソリダゴ
品種
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