課題名 |
品種改良試験 |
研究機関名 |
鹿児島県茶業試験場
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研究分担 |
栽培研究室
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研究期間 |
継S40~ |
年度 |
2004 |
摘要 |
(1)本県育成品種‘あさのか’等を交配親にした平15年交配群から10月に採取し,3月に750粒播種した。また,‘あさのか’,‘おくみどり’等を交配親に1471花交配した。(2)ワシロカイガラムシに対する耐虫性優良品種を育成するため、耐虫性品種を母樹に人工交配したF1個体群や‘やぶきた’の変異体から,栽培特性並びに微量製茶法による品質調査から選抜を実施している。(3)地方適否試験:チャ品種の育成機関で選抜された有望系統について、本県への適応性を検討している。系適9群では収量は埼玉38号,39号,40号,金谷26,28号,宮崎23,25号が多かった。品質は一番茶で,埼玉39号,金谷26号,枕崎26号がややすぐれ,夏茶では、宮崎25号,枕崎26号が優れた。系適10群については,定植2年目の幼木で,夏期に干ばつ,潮風害の影響を受けた。生育については宮崎28号が特に劣った。また,系適11群について6月にさし木を実施した。(4)県育成品種‘あさのか’について,DNAマーカーにより品種識別の可能性を検討し,同品種に特異的に現れるバンドを検出した。(5)9月29日襲来した台風21号による潮風害程度を品種・系統毎に,また現地で栽培されている品種について調査し,品種間差より間作方法の差が大きいことを認めた。
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研究対象 |
チャ
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戦略 |
土地利用型農業、作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
茶業
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カテゴリ |
育種
栽培技術
茶
DNAマーカー
播種
品種
品種改良
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