外観品質の高い煮豆用極大粒大豆品種・系統の育成および高品位収穫技術の開発

課題名 外観品質の高い煮豆用極大粒大豆品種・系統の育成および高品位収穫技術の開発
研究機関名 北海道立中央農業試験場
研究分担 作開・畑作
生産・機械
研究期間 完H15~17
年度 2005
摘要  外観品質がよく、線虫抵抗性を有する高品質煮豆用極大粒大豆品種・系統の育成および高品位収穫技術の開発を目的に、現地選抜、簡易裂皮検定法の検討、煮豆の色調調査および市販の除草・培土の適応性を評価した。 道南の厚沢部町現地選抜では、3カ年で32組合せ26集団44,434個体を供試し、品質、草姿、熟期等で442個体を選抜した。また、道南農試での系統選抜では、21組合せ221系統を供試し、収量・子実品質等で34系統を選抜した。これらを小規模生産力検定試験に述べ26系統供試した結果、耐病虫性と品質に優れた4系統を選抜し、そのうちの2系統に「中育55号」「中育57号」の地方番号を付した。簡易裂皮検定法として間引き法は、摘莢法よりやや精度が劣るが、多検体の供試が可能であることから有効と認めた。蒸煮後の煮豆の色調は、明るさを示すL*値で品種間差が認められたが、産地による違いに一定の傾向は認めれなかった。市販の除草・培土機の下層泥炭表層粘土客土圃場における除草効果を検討した結果、除草効果が認められ手取り除草の省力化の可能性が示されたが、完全除草に至らず除草機の改良がさらに必要と考えられた。 以上の結果の一部および育成材料は、引き続き大豆新品種育成試験で検討する。
研究対象 大豆
専門 育種
部門 大豆
カテゴリ 病害虫 育種 省力化 除草 除草機 新品種育成 大豆 抵抗性 品種

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