課題名 |
てん菜輸入品種検定試験 |
研究機関名 |
北海道立中央農業試験場
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研究分担 |
作開・畑作
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研究期間 |
継H16~20 |
年度 |
2005 |
摘要 |
てんさい輸入品種の道央地域における適応性を検討し新優良品種の選定に資することを目的に、生産力検定試験等を実施した。平成17年度は、検定輸入品種9品種、標準・比較品種8品種を供試した。その結果、「H-134」は高糖分で、糖量と品質が対照品種とほぼ同等のため評価はやや有望とした。「H-135」と「H-136」の評価はやや有望~同程度とした。「HT-22」は、高糖分で、糖量と品質が対照とほぼ同等のためやや有望とした。「HT-27」の評価はやや有望とした。「HT-28」の評価は、やや有望とした。「KWS-1R13」は糖量が対照より明らかに劣るため中止とした。「KWS-4S65」の評価はやや有望、「KWS-5R16」はそう根病抵抗性を有し、糖量と品質が対照よりやや優るためやや有望と評価した。以上から、「HT-22」と「H-134」は、ともに根中糖分が優り、糖量と品質が対照とほぼ同等で、高糖分の特性を活かした栽培が期待できるため、新優良品種に認定された。なお、北海道立農業試験場の機構改正に伴う課題の見直しにより、中央農試における本試験の実施は次年度より中止となった。
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研究対象 |
てん菜
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専門 |
育種
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部門 |
てん菜
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カテゴリ |
育種
抵抗性
てんさい
品種
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