飼料作物品種比較試験(牧草類)

課題名 飼料作物品種比較試験(牧草類)
研究機関名 北海道立根釧農業試験場
研究分担 作物科
研究期間 継S55~
年度 2005
摘要 (i)アカクローバ(第5次・第2年次)海外から導入されたアカクローバ品種について、根釧地域における適応性を検定する。・1番草、2番草とも生育時期は低温少雨気味であったため、生育はやや停滞気味であった。特に2番草の再生初期はかなり停滞した。「SW Ares」の越冬性は「クラノ」と同程度かやや劣り、早春及び秋の草勢は、劣っていた。冠部被度は概ね全ての調査時点で、TYが高く、RCは低い傾向にあった。乾物収量は、ノサップ区では「クラノ」の1/3程度、キリタップ区では、「クラノ」の2/3程度であった。イネ+マメ合計乾物収量は、同程度であった。2番草のマメ科率は、ノサップ区で6.8%、キリタップ区で18.1%であった。(ii)チモシー(第5次・第3年次)ホクレン農業協同組合連合会育成のチモシー系統について、根釧地域における適応性を検定する。・単播区:1番草の生育は低温でやや停滞気味であった。「HTY-1」の越冬関連形質は「クンプウ」と同程度であった。出穂始は同日であったが、各番草とも出穂程度は低かった。草丈が低く、乾物収量はいずれの番草も少ない傾向で、年間合計乾物収量クンプウ比は96%であった。 混播区:チモシーとアカクローバの合計乾物収量クンプウ比は、2番草では121%と多かったが、1番草で70%、3番草で96%、年間合計では91%と少なかった。チモシー割合は65~74%の間で安定していた。(iii)オーチャードグラス(第5次・第3年次)ホクレン農業協同組合連合会育成のオーチャードグラス系統について、根釧地域における適応性を検定し、北海道優良品種選定の資とする。・「HOG-1」は、越冬性は「ハルジマン」より優る傾向で、「ヘイキング」と同程度であった。出穂始は「ハルジマン」より1日遅かった。すじ葉枯病罹病程度は「ハルジマン」と同程度で「ヘイキング」より少なかった。年間合計乾物収量は「ハルジマン」と同程度で、「ヘイキング」より多い傾向であった。(iv)ケンタッキーブルーグラス(第1次・第2年次)海外から導入されたケンタッキーブルーグラス系統について、根釧地域における適応性を検定する。・「Lato」は「トロイ」に比べ、越冬性、早春の草勢はかなり優っていた。冠部被度もしくは基底被度は各調査時期ともに高く、雑草及び裸地の割合は少なかった。晩秋の葉枯性病害には強かった。乾物収量は各番草とも多く、特に春期に多い傾向であった。
研究対象 飼料作物
専門 栽培生理
部門 草地・飼料作
カテゴリ 病害虫 雑草 さやいんげん 飼料作物 品種

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