課題名 |
野菜系統適応性検定試験(たまねぎ、ヤーコン) |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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研究分担 |
作物研究部畑作園芸科
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研究期間 |
継S51~ |
年度 |
2005 |
摘要 |
試験目的:農研機構の育成系統について当地方における適応性を検定する。成績の概要:[たまねぎ]「月交22号」:「スーパー北もみじ」と比較して、倒伏期は4日早かった。抽台・青立および乾腐病の発生は認められなかった。規格内率、一球重および規格内収量は劣った。規格外品の内訳では長球が最も多かった。球揃い・球外観品質は同等。総合評価は「スーパー北もみじ」より劣るが、倒伏期が早いという特色を生かせば、実用品種として栽培可能と判断した。[ヤーコン]「SY226」:標準品種に比べて茎長は同等、茎数は少なかった。平均イモ重はやや下回り、規格内収量も指数で72と低収であった。イモの形状の揃い、表面の滑らかさは劣った。表皮は白色だが、一部赤みを帯びているイモもあった。肉色は灰白色だが、一部橙色に着色しているイモもあった。イモの食味はほぼ同等であった。ブリックス値がやや低かった。「SY209」:標準品種に比べて茎長は短く、茎数は少なかった。平均イモ重はやや上回り、規格内収量も同等に近い値を示した。イモの形状の揃い、表面の滑らかさはやや劣った。表皮は白色、肉色は灰白色であった。イモの食味は同等。「SY233」:標準品種に比べて茎長および茎数は同等であった。平均イモ重は下回り、規格内収量も指数で70と低収であった。イモは全体的に細長く、形状の揃い、表面の滑らかさは劣った。表皮は赤色、肉色は淡橙色であった。イモの食味はやや劣った。乾物率が高かった。
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研究対象 |
たまねぎ・ヤーコン
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専門 |
育種
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
育種
たまねぎ
品種
ヤーコン
良食味
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