課題名 |
たまねぎ減農薬栽培技術の総合開発-北見地方におけるたまねぎ減農薬栽培の体系化実証- |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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研究分担 |
技術体系化チーム
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研究期間 |
完H16~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
試験目的:既存のクリーン農業で出された技術を活用して、現地で減農薬栽培の実証を進める。また、減農薬栽培技術の総合開発の中で開発・改良されるボトキャストや有効積算温度を利用したモニタリング手法さらには早期播種作型を速やかに現地で実証し、普及を促進する。成績の概要:○YES!clean 認定基準対応試験:Yes!clean認定基準対応試験では、総防除回数(成分回数)は訓子府町、端野町とも16回以内で慣行防除区はクリーン区の約1.5倍の撒布回数であった。害虫の発生および白斑葉枯病に対しては試験区で差が認められなかった。端野町でのYES!clean認定基準対応試験の収量性・品質は、処理間で差がなかったが、訓子府町の試験圃場では紅色根腐病が発生し、クリーン区を設けた通路側の発生が多かったため、処理間による比較ができなかった。今年度の訓子府町の収量成績は参考値とする。○特別栽培認定基準対応試験:特別栽培試験の収量性・品質は、慣行区、減農薬区、対策試験区間で差は見られず、発生対応型防除による減農薬の可能性が示唆された。紅色根腐れ病に対する耕種的防除試験の効果は、判然としなかったが、潅水により収量は明らかに増加した。このことは灌水により生育が旺盛になった結果によるものと思われる。
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研究対象 |
たまねぎ
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
病害虫
害虫
くり
栽培技術
たまねぎ
根腐病
農薬
播種
防除
モニタリング
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