課題名 | リモートセンシング及びGISを応用した資源・環境評価と産業応用に関する研究-農産物生育の広域モニタリング手法の開発- |
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研究機関名 |
北海道立天北農業試験場 |
研究分担 |
草地環境科 |
研究期間 | 完H14~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | a.試験目的:SPOT衛星データによる草種判別およびポータブルフォトメータによる分光反射率と草量および草種との関係について検討した。b.試験方法 (a)近接リモートセンシングによる草種判別 晴天時にポータブルフォトメーター「2703」を用いて天北農試場内および豊富町の圃場において各草種の反射特性を調査し、各種植生指標による草種判別の可能性を比較した。 (b)衛星データを用いた草種判別、牧草現存量・品質の推定 現地調査データ:豊富町西部地域で平成17年5月24日48地点、平成17年9月6日43圃場, 平成17年11月13日1圃場内16地点の草種別冠部被度を調査。衛星データ:観測日:平成17年5月20日、衛星・センサ:SPOT5号 HRG-X、GISデータ:土壌、標高、湿原からの距離、解析手順:現地調査地点の半径15m以内に含まれる衛星データを抽出し、現地のRCG冠部被度をもとに草地の教師付き分類を行い、現地検証データで分類の妥当性を検討した。c.試験結果(a)限られた条件下で草種による生育量や葉色に差が生じている場合は、近接リモートセンシングによる分光反射特性や各種植生指標で差を検出できた。(b)SPOT5号を用いた衛星リモートセンシングでは、広域の草地で草種やRCGの被度を判別することは困難であったが、NDVIと牧草現 存量の間には有意な正の相関が見られた。 |
研究対象 | 牧草 |
専門 | 土壌肥料 |
部門 | 草地・飼料作 |
カテゴリ | 肥料 土壌管理技術 評価法 モニタリング リモートセンシング |