| 課題名 | 抗生物質の使用を低減するための子牛の衛生管理技術 |
|---|---|
| 研究機関名 |
北海道立畜産試験場 |
| 研究分担 |
基盤研究部感染予防科 家畜研究部育種科 |
| 研究期間 | 継H16~18 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 子牛の群飼育における疾病の発生要因を解析し、疾病予防のための重要管理点を明らかにし、できるだけ抗生物質を使わずに感染症を予防する衛生プログラム指針を作成する。方 法:1) 肉用子牛の哺育農場における呼吸器病調査 市場から子牛を導入しているホルスタイン種肥育素牛生産A農場および季節繁殖を行っている肉専用種牛繁殖B農場において、病原微生物の浸潤状況と飼養管理との関連を検討した。2) 子牛へのインターフェロン (IFN) 経口投与により活性化される遺伝子の解析 子牛へヒト天然型IFN-α 1IU/BW kgを5日間経口投与し、末梢血よりRNAを抽出し、マイクロアレイ解析を行った。成績の概要:1) A農場では導入後日数が経過するとともに病原微生物の検出率が上昇した。B農場では、親子同居牛舎の自然哺乳子牛では2月から4月にかけて病原微生物の検出率は上昇したが、自動哺乳ロボット牛舎の人工哺乳子牛からは病原微生物は検出されず、牛舎内の密度が高くなると病原微生物が蔓延することが示唆された。また、A農場の子牛からはオキシテトラサイクリン、カナマイシン、ストレプトマイシンの耐性菌が分離され、子牛の哺乳期間中に多種類の抗生物質を使用する農場では薬剤耐性菌が出現しやすいと考えられた。2) 子牛へのINF-αの微量経口投与後に、9000種類以上の遺伝子が活性化された。その中から初期免疫応答やリンパ球活性化などに関連した遺伝子が同定され、IFN-αの微量経口投与による子牛の免疫機能調節効果が期待できると思われた。 |
| 研究対象 | 肉用牛、乳用牛 |
| 専門 | 家畜衛生 |
| 部門 | 牛 |
| カテゴリ | 管理技術 飼育技術 耐性菌 肉牛 繁殖性改善 薬剤 ロボット |