5 やませ気象下の水稲生育・被害予測モデルと冷害回避技術の開発(3) 有機栽培の有効性の検証 (i) 花粉を指標とした有機質資材及び肥効調節型肥料利用の冷害軽減評価

課題名 5 やませ気象下の水稲生育・被害予測モデルと冷害回避技術の開発(3) 有機栽培の有効性の検証 (i) 花粉を指標とした有機質資材及び肥効調節型肥料利用の冷害軽減評価
研究機関名 青森県農林総合研究センター
研究分担 水稲栽培部・藤坂稲作研究部
研究期間 継H16~18
年度 2005
摘要  稲わら堆肥を連用した圃場において葯長・葯幅、充実花粉数と不稔歩合の関係について調査した結果、葯長・葯幅に与える影響は化成肥料の施用の有無が大きく、堆肥施用量の違いにより葯長・葯幅に差は見られなかった。 充実花粉数に与える影響は、化成肥料無施用条件下では、堆肥の施用により充実花粉数が増加した。標準施肥条件下では、堆肥施用量が10a当たり1tまでは葯形質に与える影響は小さいが、2t以上の多投入条件では、堆肥は窒素成分として働き、葯形質に負の影響を与えた。 苗箱全量施肥(苗箱まかせ)の60日タイプ、100日タイプを利用し、耐冷性に関する形質及び不稔を調査したところ、掛流し無し区では葯幅はいずれも同等であったが、葯長は100日タイプ≧60日タイプ>慣行の順で優り、充実花粉数が多かった。掛流し有り区では全体的に花粉が小さめで、いずれも充実花粉数が少なく、3割程度の不稔が発生した。
研究対象 水稲
専門 栽培生理
部門 水稲
カテゴリ 有機栽培 土づくり 肥料 水稲 施肥 凍害

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