3　ふじの果実障害発生の要因解明と防止法の確立 (2) ふじの「内部褐変」発生の要因解析　(ii)　気象等環境条件が発生に及ぼす影響－その1

• 研究機関名: 青森県農林総合研究センターりんご試験場
• 研究分担: 栽培部
• 研究期間: 継H17～21
• 年度: 2005
• 摘要: 目的：年によって褐変が高率に発生する年と、あまり発生しない年があるので、これまでの気象条件と褐変との関係を検討する。 結果：褐変の有り無しと30℃以上の気温には関連があり, 30℃以上の高温が8回以上あった年に生産されたリンゴには褐変が少なく, 逆に7回以下の年には多かった。このことから, 夏季気温から, その年に生産された果実の褐変発生を予測し収穫時期や貯蔵管理の指導に役立てることができる可能性が示唆された。
• 研究対象: りんご
• 専門: 栽培生理気象
• 部門: 果樹
• カテゴリ: 果実障害 内部褐変 りんご