課題名 |
黒毛和牛における地域資源や未利用資源の利用とビタミンコントロールによる肥育方法に関する試験 |
研究機関名 |
秋田県畜産試験場
|
研究分担 |
大家畜部肉牛担当
|
研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2005 |
摘要 |
ビタミンCが牛の脂肪前駆細胞への分化を促進することが培養細胞レベルで実証され、ビタミンCを調節することで脂肪交雑を含めた体脂肪の発達をコントロールできる可能性が示唆された。しかし、実際の肥育牛への具体的な給与方法は確立されていない。そこでビタミンC給与による肥育試験を実施し、その添加量、添加時期を検討する。また、そこにおける地域資源や未利用資源の活用、ビタミンAと併せた給与コントロールについて検討し、肥育方法をマニュアル化する。さらには生産された牛肉がどういった特徴を持つのか、官能試験も含めて肉質分析を行う。(1)ビタミンCの嗜好性には個体差があったが、飼料摂取量に大きな影響は出ない。 (2)BMSNo.については中期添加区が最も良く、肉質等級はすべて5等級であった。 (3)肉の色沢、肉の締まり等級においても中期投与区が安定して良い結果であった。
|
研究対象 |
肉用牛
|
専門 |
飼養管理
|
部門 |
牛
|
カテゴリ |
飼育技術
肉牛
未利用資源
|