| 課題名 |
里山を利用したきのこ通年発生技術の確立と体系化 |
| 研究機関名 |
山形県森林研究研修センタ-
|
| 研究分担 |
森林研究研修センタ-
|
| 研究期間 |
継H16~20 |
| 年度 |
2005 |
| 摘要 |
(目的)きのこ栽培を里山における自然体験やグリーンツーリズムなどの通年型プログラムとして活用し、中山間地域の活性化につなげるため、里山における多品目きのこによる通年発生技術を確立する。既に栽培されているきのこの里山での長期発生技術の開発及び未栽培きのこの栽培技術を確立することにより、多品目のきのこを組み合わせ体系化する。(研究の要約)既に栽培されているきのこの早春と晩秋の里山での発生の可能性を調査するために菌床ブロック(広葉樹オガ粉9Lに脱脂米ぬか、フスマ各250g、含水率65% 1kg袋詰)による栽培試験を行った。県内中央部に位置する朝日町の標高200mの里山林床に70日以上培養した菌床(ウスヒラタケ・ヒラタケ・タモギタケ・マンネンタケ・エノキタケ・ブナハリタケ・ムキタケ・エノキタケ)を4月初めにと9月初めに伏せ込み発生させたところ、4月中旬~6月中旬にかけてウスヒラタケ・タモギタケ・エノキタケ・ヒラタケが発生し、9月下旬から11月初めにかけてウスヒラタケ・ムキタケ・ヒラタケ・エノキタケ・タモギタケが発生した。夏季に発生するきのこであるトンビマイタケを原木栽培し発生時期の調査を行った。伏せ込みから4年間の発生傾向は次のとおりであった。伏せこみ年度は8月下旬~9月上旬に発生し伏せこみ2年目は8月下旬に発生した。伏せこみ3年目は7月下旬と9月上旬の2回に発生が分散した。これは菌床栽培と同様な発生形態を示した。なお、4年目も発生するため4年間収穫が見込める。(今後の問題点)菌床による里山での通年発生の可能性が見出せたので、原木での発生技術の確立へと移行する必要がある。夏季に発生するトンビマイタケは原木での安定した発生技術を確立する必要がある。センター保有ナメコ菌株から発生が早い系統、遅い系統の選抜を進めると同時に、原木栽培への適応性やその発生技術の確立が必要である。
|
| 専門 |
バイテク・キノコ
|
| 部門 |
林業
|
| カテゴリ |
えのきたけ
栽培技術
中山間地域
なめこ
|