課題名 | 排卵同期化による受卵牛の効率的確保と受胎率向上技術の確立 |
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研究機関名 |
新潟県農業総合研究所畜産研究センター |
研究分担 |
繁殖工学 |
研究期間 | 完H15~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 当県では「ブランド和牛生産拡大推進事業」、「妙法育成牧場を基幹とした乳牛の改良増殖」等受精卵移植技術を利用した事業を実施している。しかし、受精卵移植の受胎率は40%台であり技術向上が強く求められている。このためには、一連の技術アップが必要であるが、特に効率的に受精卵を移植するため、移植適期の同期化技術の確立が急務である。(i)任意の時期に排卵を誘起し、人工授精により受胎させる技術を受精卵移植へ応用し、効率的に排卵を同期化し受卵牛を確保する。(ii)凍結保存に適さない低ランク受精卵等を活用し受胎率の向上を図る。 得られた成果:(i)効率的な受胚牛の発情同期化法を確立することができた。 (ii)正常凍結胚50%(35/70)に比較しても、性判別凍結胚の受胎率は37.7%(23/61)と良好であった。 |
研究対象 | 牛 |
専門 | 繁殖 |
部門 | 牛 |
カテゴリ | 受精卵移植 受胎率向上 生産拡大 乳牛 繁殖性改善 |