課題名 |
砂質浅耕土水田の輪換利用体系における環境負荷物質の制御に関する研究 |
研究機関名 |
富山県農業技術センター
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研究分担 |
土壌肥料課
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研究期間 |
完H16~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
1.目的:非作付け期間に生じる環境負荷物質である硝酸性窒素をクリーニングクロップとしての緑肥作物に蓄積させ、ほ場内での循環利用を図り、溶脱等の系外流出抑制技術の開発を行う。また、懸濁物質による水質汚濁は、面源負荷の大きな問題の一つになっている。本県の施肥体系は、全層施肥から移植同時の側条施肥が主流となったが、これにより施肥した肥料による代かき水中の粘土等懸濁物質の凝集が期待できなくなった。そこで、資材投入により代かき水中の粘土等土壌懸濁物質を凝集させ、ほ場系外への排出を低減する技術を開発する。2.得られた成果:マメ科緑肥作物は溶脱低減効果が小さいと判断されたが、短期的な地力増強効果は、マメ科緑肥作物の方が高く、ダイズ作における窒素の持ち出し量の増加を抑える効果は高いと判断された。また、ケイ酸石灰の施用による懸濁物質の凝集効果は、SS濃度の低下を速めることができ、代かき2週間前程度でも効果が期待できると判断された。
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研究対象 |
水稲
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専門 |
環境
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部門 |
水稲
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カテゴリ |
肥料
くり
水田
水稲
施肥
大豆
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