課題名 | 高栄養飼料作物の省力生産利用技術確立 |
---|---|
研究機関名 |
富山県農業技術センター |
研究分担 |
飼料環境課 |
研究期間 | 完H15~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 1.目的:乳牛向け自給粗飼料には、これまでのスーダングラスに比べて栄養価の高い夏作物が求められている。このため最近、ソルガムの高消化性品種が育成されているが、本県での生育適性や農家の既存機械体系で収穫するロールベールに適した栽培・調製法については不明である。また、ソルガム属について、堆肥の多量施用や刈取ステージは牛が中毒する硝酸態窒素含量に影響するといわれるが、これらの品種では明らかにされていない。そこで、消化性が改善されたソルガム新品種について、本県における生育特性を調査するとともに、既存ロールベール収穫体系に対応した牛に安全な栽培調製技術を確立する。2.得られた成果:二毛作体系における乳牛用夏作物として高消化性ソルガムは、穂ばらみ期に刈取り後、水分を60%以下に予乾すると良質なロールベールサイレージに調製できる。 |
研究対象 | 飼料作物 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 草地・飼料作 |
カテゴリ | 飼料作物 新品種 ソルガム 二毛作 乳牛 品種 |