遺伝子工学技術を活用した品種判別技術および品種育成素材の開発

課題名 遺伝子工学技術を活用した品種判別技術および品種育成素材の開発
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 生物資源G
育種G
研究期間 継H16~19
年度 2005
摘要 目的:石川県産の酒米品種における、米粒1粒あるいは生葉1枚からの微量のDNAによる、品種同定技術の確立とリンゴ新品種「秋星」の品種判別技術の開発、及び、小豆DNA鑑定によって簡便に判別できる方法の確立並びにフリージアの培養系を確立する。また、フリージア木子片のハイグロマイシン選抜最適濃度の検討を行う。
得られた成果:(i)5品種の酒米は、上記7組のプライマーを用いても、一部分の識別しかできなかった。(ii)リンゴにおいて5種類のRAPDマーカーのSTS化を試みた結果、RAPDマーカーと同様の多型を示すSTS化マーカーが2個作成できた。(iii)小豆乾物粒を粉末として、PCRの鋳型として充分な純度の高いDNAが安定して抽出できるようになった。CTAB法を小豆粉末用に改変し、マニュアル化した。(iv)前培養培地において脱分化を促し、形成された不定芽の生育を促進するためにMS培地に移植する。そして、茎葉が伸長した個体をMS培地にDicamba 0.01mg/lを添加した発根培地に移植し発根を促す。発根後はMS培地において個体を十分な大きさまで生育させた後、順化すればよいと考えられる。(v)培地中に10mg/lの濃度でハイグロマイシンを添加することで、ハイグロマイシン耐性個体を選抜できると考えられる。
研究対象 共通
専門 育種
部門 共通
カテゴリ 育種 シカ 酒造好適米 新品種 品種 フリージア りんご

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる