課題名 | 加工向け果樹の品質向上技術の確立 3 その他の試験 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
能登分場 |
研究期間 | 継H9~ |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:モモノゴマダラノメイガ及びクリシギゾウムシの発生消長を把握し被害の軽減を図る。また、クリタマバチの天敵である寄生峰チュウゴクオナガコバチの石川県能登地域における寄生状況を調査し、今後の天敵利用の基礎資料とする。 得られた成果:(i)モモノゴマダラノメイガの誘殺数は平年に比べ少なかった。モモノゴマダラノメイガの第二世代最盛日予測日は8/23と予測され、防除期間は1回目7/30~8/3、2回目8/10~8/14、3回目8/20~8/24とした。(ii)クリシギゾウムシの羽化消長はほぼ平年並みであったが、9月第2半旬に集中して羽化がみられた。クリシギゾウムシの防除期間は1回目8/27~8/31、2回目9/9~9/13とした。(iii)チュウゴクオナガコバチ雌成虫の日別羽化消長は、4月中旬から5月上旬であった。平成17年度のチュウゴクオナガコバチ雌成虫の寄生状況は、100ゴール当たり18.6頭であり、寄生峰全体では52.9頭であった。(iv)チュウゴクオナガコバチは能登地域全域に分布・定着していることが確認され、天敵導入によるクリタマバチの被害抑制効果が認められた。 |
研究対象 | クリ |
専門 | 虫害 |
部門 | 病害虫 |
カテゴリ | 害虫 加工 くり 天敵利用 防除 |