砂丘果樹の高品質安定生産技術の確立

課題名 砂丘果樹の高品質安定生産技術の確立
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 砂丘地農試
研究期間 継H14~18
年度 2005
摘要 目的:ブドウの生産性向上技術の確立としてジベレリン(以下GA)1回処理時における新梢の摘心程度の違い及びGA1回処理の処理適期について検討する。‘サニールージュ’のGA1回処理におけるホルクロルフェニュロン液剤(以下F)の加用効果について検討する。ウイルスフリー‘デラウェア’の新樹形(片側主枝短梢せん定)における生産力を検定する。簡易で省力的なせん定方法を検討する。1-MCP(1-メチルシクロプロペン)の処理がカキ ‘紋平’の脱渋後の軟化抑制に及ぼす効果を検討する。GA及びF利用による生理落果防止技術を検討する。カキ殻を原料とした土壌改良資材が、ブドウ園の土壌及び果実品質に及ぼす影響について検討する。Fが無核‘巨峰’の脱粒抑制に及ぼす効果について検討する。
得られた成果:(i)無摘心区で果房重が最も大きく、果実品質も良好で、‘サニールージュ’のGA1回処理では、摘心の効果は認められなかった。(ii)GAの処理時期は、満開時から満開3日後までに処理すると無核果率が100%で果房重も大きくなった(iii)GAにFを加用しても着粒増加、果粒肥大効果は認められず、GA1回処理の方法は、GA25ppmの単用処理で十分である。(iv)10a当たり収量は片側主枝短梢せん定区は植栽本数が長梢せん定区に比べ2倍であるため、初期収量が多くなった。せん定作業時間は片側主枝短梢せん定区では長梢せん定に比べ3割程度短縮された。(v)長梢せん定に比べて果房はやや小さくなるが、収量は増加した。せん定作業が簡易で作業時間は大幅に短縮された。(vi)1-MCP処理をすることによって果実の日持ち性は向上し、処理濃度は0.5ppmよりも1ppmが効果的であった。(vii)開花10日後に幼果、へた部を中心にGA200ppmを散布することで早期生理落果は若干抑制できた。(viii)果粒肥大処理時にF剤を利用することで無核‘巨峰’の脱粒が軽減されたが、これは本剤を処理することで果芯が発達し、さらに果軸の硬化が軽減されると思われた。
研究対象 ブドウ
専門 栽培生理
部門 果樹
カテゴリ かき 土壌改良 ぶどう

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