課題名 | 砂丘地野菜の新規導入品目研究 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
砂丘地農試 |
研究期間 | 新H17~18 |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:加工用源助ダイコンの生産安定技術の確立栽植様式や施肥法等を検討し、根部の肥大促進技術を開発する。また、業務用ゴボウ、若ゴボウの栽培技術確立8月収穫を目的とした業務用に適したゴボウの栽培技術を確立し、スイカ後作の導入品目の選定及びスイカ後作ハウスでのニガウリ栽培のための仕立て方法を検討する。さらに冬期のキンジソウ栽培における増収や着色向上のための定植期、仕立て本数、株間を検討し、冬期のキンジソウ栽培における増収や着色向上のための保温および補光効果を検討した。 得られた成果:(i)畝幅100cm、株間36cm の1条播種栽培でLP50日タイプを用いると根重や根径が増加し、加工歩留まりの向上が図られた。(ii)‘あずま白肌’、‘正作’は他の品種に比べて根重、根径がともに大きく有望であった。また、肥効調節型肥料を用いた全量基肥栽培は慣行の施肥体系より根部の生育が良かった。(iii)ニガウリ栽培のための仕立て方法は2面へ誘引する方法が最も多収となり秀品率も高かった。(iv)定植期は9月下旬頃、株間は30cm、仕立て本数は5本で、それぞれ収量が増加した。今後、これらの組み合わせた場合の収量性について検討する。(v)保温処理により生育は早くなったが、収量や葉色はトンネル被覆で劣り、地中加温で優れた。また、補光処理により葉重の増加や葉色の着色向上効果が認められた。 |
研究対象 | 共通 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 肥料 加工 ごぼう 栽培技術 すいか 施肥 だいこん にがうり 播種 品種 |