課題名 | 山菜・山野草の栽培技術の確立 2 栽培技術の確立 (3) 増殖技術の確立 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
能登分場 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:春、採種後の採り播きでは収穫までに足掛け3年かかるため、貯蔵種子を1月に播種、5月に定植することにより翌年収穫を試みる。ワラビの根株を効率的に増殖するための土壌管理法として酸性資材である珪藻土と土作り資材としての堆肥の効果を明らかにする。 得られた成果:(i)発芽は良好で、30%遮光ネットを被覆した以外は潅水だけの簡単な管理で、5月には5葉、葉柄長5cmほどの苗が得られた。定植後の生育は良好で、1ヵ月後には分げつも発生し8月末には葉幅26cm、葉柄長37cmほどのフキ畑に生育した。18年5月に収穫調査を行う。(ii)珪藻土施用によりpHが低下し、ワラビの生育は最も勝った。堆肥施用によりpHはわずかに高くなったが生育に及ぼす影響は無かった。炭カル施用によりpHが6.7ほどに高まり、珪藻土や無処理区に比べ生育は劣った。ワラビの生育はピーク時において葉柄長30cm前後、太さ6mmほどに生育し、10月末には珪藻土施用区で1株が2.3m2に生育した。 |
研究対象 | 共通 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | その他 |
カテゴリ | 栽培技術 播種 ふき わらび |