課題名 | 野菜栽培におけるエコ農法支援のための土壌管理技術の確立 3 化学肥料削減可能な野菜生産技術の現地実証 |
---|---|
研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
砂丘地農試 |
研究期間 | 完H14~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:夏まきブロッコリー栽培、ネギの秋冬どり作型、半促成トマトの施肥体系および秋穫りキャベツ栽培において減肥栽培および全量基肥栽培を現地の農家圃場で実証する。 得られた成果:(i)被覆尿素配合肥料の側条施肥による30%減肥栽培の可能性が示唆されたが、生育後半の窒素供給量が低下することから、中早生や中生品種では収穫終了時まで草勢を維持するように留意する必要があると考えられる。(ii)ネギの秋冬どり作型における被覆尿素肥料を利用した全量基肥栽培は、30%減肥では可販収量が慣行の85%程度となるものの、目標収量の3t以上を十分確保できるため、省力及び減化学肥料栽培として有望と考えられた。(iii)半促成作型6~7段摘心のトマト栽培において、肥効調節型肥料を用いた効率的施肥法による30%減肥栽培が現地圃場でも実証された。また肥培管理も省力的であった。(iv)籾殻牛ふん堆肥を10a当たり2t施用後、肥効調節型肥料の局所施肥による減肥栽培は、収量の確保や硝酸態窒素含量の軽減等、実用性が高いと考えられる。 |
研究対象 | スイカ・ダイコン |
専門 | 土壌肥料 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 肥料 キャベツ すいか 施肥 だいこん 土壌管理技術 トマト ねぎ 肥培管理 品種 ブロッコリー 野菜栽培 |