課題名 | 根域管理と遠隔操作による担い手にやさしい野菜の養水分管理システムの実用化 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
砂丘地農試 |
研究期間 | 完H15~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:スイカの灌水同時施肥法における施肥量及び養水分管理技術を検討した。また、サツマイモの携帯電話を利用した遠隔監視・制御による灌水技術を確立し、灌水作業の省力化を図る。 得られた成果:(i)開花後22日間肥効を維持しても空洞果等の発生はなく果実品質は良かったが、開花後33日まで肥効を持続すると生育後半の過剰な窒素肥料の吸収により黄帯等の発生が増加して品質が低下した。(ii)灌水同時施肥栽培における開花後のステージ別の株当たり土壌水分は、果実の大きさの約8割が形成される開花後22日頃までは14%前後が適し、開花後20日頃以降は13%前後が適していると考えられた。(ii)遠隔灌水区は8月上旬までと8月下旬以降の以降の土壌水分が高かったため農家と同等のイモを生産することはできなかった。農家と同程度のイモを生産するには、灌水開始の土壌水分の設定値を8月上旬までは5%前後、8月下旬以降は3~4%とする必要があると考えられた。 |
研究対象 | スイカ・サツマイモ |
専門 | 農業機械 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 肥料 遠隔操作 管理技術 管理システム 省力化 すいか 施肥 |