ウメの簡易栄養診断に基づく着果負担軽減のための樹体管理技術の確立

課題名 ウメの簡易栄養診断に基づく着果負担軽減のための樹体管理技術の確立
研究機関名 福井県園芸試験場
研究分担 ウメ
研究期間 継H14~18
年度 2005
摘要 ウメの簡易栄養診断法および大玉果安定生産のための樹体管理技術を確立する。樹体養分の簡易診断法としてデンプンの熱抽出・ヨウ素比色による方法と酵素法を比較した結果、両者の相関はr2=0.65(n=56)であった。また、葉長・葉幅から葉面積を推定して樹の剪定程度を判定する簡易診断法を確立した。一方、ネット収穫が樹体栄養に及ぼす影響としては、着果期間の長期化による樹への負担は、果実乾物量で1樹当たり1kg程度と少なく、着果量の多少に比べると収穫時期の長期化による樹の負担は少ないと判断された。また、着果量を左右する要因の一つに不完全花率があるが、‘紅さし’は、11、12月に温度を高くすると落蕾や不完全花が増加し、早期加温栽培すると開花・展葉の遅延、果肉細胞の減少などの現象がみられることが明らかになった。
研究対象 ウメ
専門 栽培生理
部門 果樹
カテゴリ うめ 栄養診断 簡易診断 管理技術

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