| 課題名 | 有用植物を利用した家畜尿汚水の循環利用技術 |
|---|---|
| 研究機関名 |
滋賀県畜産技術振興センター |
| 研究分担 |
バイテク環境担当 |
| 研究期間 | 止H15~16 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 畜産由来の尿汚水による環境負荷の低減が求められている。これまでに簡易曝気処理による液肥化技術は確立されているが、発生量が多く安定的な利用量を超えており、経営内循環利用の推進が重要である。その方法として自己農地への施用および畜舎洗浄、発酵施設の水分調整等が考えられる。自己農地へはそのまま施用できるが、畜舎洗浄、発酵施設の水分調整の場合は窒素、リン等の無機成分の蓄積が懸念されるため、これらの除去技術の開発が必要である。そこで、曝気処理した尿汚水を各種有用植物の栽培に利用し、植物の養分吸収機能を活用し、無機成分の低濃度化を図る。 供試処理水は弱酸性で窒素のほとんどが硝酸態窒素で、リン、カルシウム、マグネシウムの含有率は低く、カリウムが高かった。育苗あるいは購入した苗の移植8日後の生育状況はパピルス、ケナフ、エンサイ、ミントは順調に生育し、栽培は可能であったが、ミニトマト、マングローブは枯死した。栽培過程における処理水中の窒素はパピルス、エンサイともに減少は見られなかった。リンはエンサイではわずかに減少しただけであったが、パピルスでは顕著な減少が見られた。 8月、9月、10月の3カ月調査で、パピルスにより硝酸態窒素がそれぞれ87%、99%、73%除去され、特に9月の除去率が高かった。同様にリン酸イオンは70mg/Lの濃度の流入水がパピルスの水路を通過するとすべて除去され、リン酸の除去能力の高いことが示された。 |
| 研究対象 | 乳用牛 |
| 戦略 | 畜産、環境 |
| 専門 | 環境 |
| 部門 | 共通 |
| カテゴリ | 育苗 エンサイ 経営管理 ミニトマト |