DNA多型解析を利用した野菜育種手法の開発

課題名  DNA多型解析を利用した野菜育種手法の開発
研究機関名 京都府農業資源研究センター
研究分担 基礎研究部
研究期間 継H14~18
年度 2005
摘要 研究の目的:アブラナ科、ウリ科、ナス科等の野菜を材料に用い、ゲノム解析と連鎖マーカーの獲得を目的とする。特に、量的形質を示すような病害抵抗性遺伝子に関して、新品種育成の効率化に有用なDNAマーカーの開発を行う。
研究の内容:アブラナ科根こぶ病抵抗性遺伝子座Crr3に連鎖するマーカーを、シロイヌナズナゲノム情報にもとづいて作成した。さらに分離集団888個体を用いて、Crr3座付近の詳細な連鎖地図を作製した。この領域はハクサイゲノムにおいて3倍化していることが明らかになり、遺伝子座の相互位置はシロイヌナズナゲノムにおけるそれとほぼ同一であった。キュウリうどんこ病についてはQTL解析の結果、2座が関与していることが、明らかになった。さらにトウガラシ類青枯病について遺伝解析用のDH分離集団を作成し、人工気象器を用いた抵抗性検定手法を開発中である。
研究対象 共通
専門 育種
部門 野菜
カテゴリ 青枯れ病 あぶらな 育種 うどんこ病 きゅうり 新品種育成 DNAマーカー 抵抗性遺伝子 抵抗性検定 とうがらし なす はくさい 病害抵抗性

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