課題名 | 点滴施肥による茶園施肥体系の確立 |
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研究機関名 |
京都府立茶業研究所 |
研究分担 |
栽培課 |
研究期間 | 継H16~18 |
年度 | 2005 |
摘要 | 茶園の点滴施肥に適した有機質資材由来液肥(以下、有機液肥という)を検索するために、硫安液肥を対照として、トウモロコシ由来液肥及び窒素濃度を1/2としたカツオ由来液肥の土壌中窒素濃度の推移及び新芽中の品質関連成分含有率の比較を行ったところ、いずれも硫安液肥と比べて劣った。H16年度に行った有機液肥の検索で、硫安液肥とほぼ同等の結果が得られた食用ゼラチン由来液肥は、ほ場試験において気温が比較的高くなる4月に施用したところ、硫安液肥と同様の効果が期待できた。機械摘みの玉露、かぶせ茶及び煎茶について、慣行の施肥法から窒素施肥量を46~53%削減して点滴施肥を行い、土壌中窒素濃度の推移、収量、品質を比較したところ、慣行の施肥法と比べて収量が多い場合は品質が劣り、品質が優れる場合は収量が少ないなど、一番茶、二番茶ともに収量及び品質を向上させるという目標には至らなかったため、点滴回数や1回の液肥量等を検討する必要があった。 |
研究対象 | 茶 |
戦略 | 環境 |
専門 | 土壌肥料 |
部門 | 茶業 |
カテゴリ | 土づくり 肥料 施肥 茶 とうもろこし 土壌管理技術 |